「ブロック塀にヒビが入っているけど大丈夫?」
「最近、塀が傾いている気がする…」
「倒壊事故が起きないように、どうメンテナンスすればいい?」
その不安、実は放置すると大変なことになるかもしれません!
一見丈夫に見えるブロック塀ですが、違法な構造や経年劣化が進んでいると、地震や台風の際に突然倒壊する危険があります。
実際に過去の大地震では、多くの人が倒れたブロック塀の下敷きとなり、命を落とす痛ましい事故が起きています。
でも、「どこをチェックすればいいの?」「何をすれば安全になるの?」と悩む方も多いはず。
そこでこの記事では、ブロック塀の違法基準を簡単にチェックする方法から、安全性を確保するメンテナンス手法、改修・撤去にかかる費用と補助金情報まで詳しく解説します。
📝この記事でわかること
✅ ブロック塀が違法になる具体的な条件とその危険性
✅ ブロック塀の安全性チェック
✅ 安全なメンテナンス方法
✅ ブロック塀の改修・撤去の費用相場と利用可能な補助金
✅ 信頼できる業者の選び方
ブロック塀の安全性を保ち、家の外観を美しく維持するために、ぜひ最後までお読みください!
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ブロック塀の危険性|違法状態だとこんなリスクがある
ブロック塀は、災害時に想像以上の被害をもたらします。実際、大きな地震のたびに倒壊したブロック塀の下敷きになるという事故が繰り返されています。
✅ 過去の倒壊事例
発生した災害 | 被害状況 |
---|---|
大阪府北部地震(2018年) | 通学中の児童が倒れた塀の下敷きとなり死亡 |
熊本地震(2016年) | 多数のブロック塀倒壊により、歩行者が負傷 |
✅ 具体的なリスク
- 地震や台風時の倒壊による人的被害(ケガ・死亡事故)
- 倒壊による周囲の建物や車両への損害
- 所有者が管理責任を問われ、高額な賠償請求を受ける可能性
「知らなかった」では済まされません。今すぐ自宅のブロック塀の安全を確認しましょう。
ブロック塀の違法状態セルフチェック
以下のポイントに一つでも当てはまれば、あなたのブロック塀は違法状態の可能性があります。

国土交通省 「ブロック塀等の安全対策について」より
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/blockbei.html
✅ セルフチェックリスト
チェック項目 | チェックポイント(適合基準) |
---|---|
塀の高さ | 地盤から2.2メートル以下であること |
塀の厚さ | 10cm以上(高さ2m超2.2m以下の場合は15cm以上) |
控え壁の有無 | 高さが1.2メートル超の場合、 塀の長さ3.4m以下ごとに 塀の高さの1/5以上突出した控え壁があること |
基礎の有無 | コンクリート製の基礎があり、 地面に30cm以上埋設されていること |
塀の状態 | 傾き、ひび割れがないこと |
鉄筋の有無 | 直径9mm以上の鉄筋が縦横とも80cm間隔以下に配筋され、 基礎の根入れ深さが30cm以上あること (高さ1.2m超の場合) |
💡一つでも不適合があれば危険性があるため、早めに専門家に相談しましょう。
ブロック塀の安全性を高めるメンテナンス方法
安全なブロック塀を維持するには定期的なメンテナンスが不可欠です。
✅ メンテナンス手順
頻度 | メンテナンス内容 |
---|---|
年1回 | 全体を目視チェック(ひび割れ・傾き・劣化箇所の確認) |
随時 | 小さなひび割れはDIYで補修(専用補修剤使用) |
劣化発見時 | 専門業者に依頼し詳細な構造チェックを実施 |
メンテナンスを怠るとリスクが高まるため、定期点検を習慣化しましょう。
改修・撤去の費用相場と補助金情報
ブロック塀の改修や撤去費用の目安と補助金についてまとめました。
✅ 費用相場(施工別)
施工内容 | 費用相場(㎡あたり) |
---|---|
補修・補強工事 | 約5,000~15,000円 |
撤去費用 | 約8,000~20,000円 |
✅ 主な補助金制度
制度の例 | 内容 |
---|---|
自治体補助金 | 撤去・改修費用の一部補助(事前申請必要) |
安全対策補助金 | 防災対策としての改修・撤去に補助 |
予算が限られているため、早めの確認と申請が大切です。
ブロック塀改修の専門業者の選び方
安全なブロック塀に改善するためには信頼できる専門業者の選定が重要です。
✅ 業者選びのチェックポイント
- 建築関連の資格・免許を有しているか
- 地域での施工実績が豊富で信頼できる評価を得ているか
- 施工内容と費用が明確に提示されているか
- 保証期間やアフターサポートが充実しているか
複数業者の見積もりを比較し、信頼できる業者を選びましょう。
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まとめ|違法放置は危険!安全対策は今すぐに
ブロック塀は、見た目以上に危険を秘めています。
特に違法状態や劣化を放置していると、地震や台風時に突然倒壊し、大きな事故を招く可能性があります。
ポイント
✅ 違法なブロック塀は倒壊リスクが非常に高い
✅ 定期的なセルフチェックとメンテナンスが必須
✅ 補助金制度を活用し経済的に改善
✅ 信頼できる専門業者に依頼して安全確保
事故が起きてからでは遅い!早めの安全対策で、大切な家族と財産を守りましょう!
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